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同期の"Midwife"

更新日:2020年11月13日

 この数日は秋晴れの日が続いていましたが、今日は朝から雨と強めの風が続いております。冬の気配が、日ごとに近づいてるように感じます・・。


 今日は久しぶりに、助産師学校の同期とランチをしてきました。

彼女とは卒業後に就職した病院も同じで数年一緒に働き、学生時代から新人時代の苦楽を共にした仲です。その後はそれぞれ違う病院で仕事をしていますが、今でも2~3カ月に一度は会って昔話やお互いの近況報告などをする・・というのが、もう20年以上続いています。

今でもお互い刺激し合い、励まし合える大切な仲間で、会うと話したいことがたくさんあり、いつもあっという間に時間が過ぎてしまいます。

彼女は今も総合病院の産婦人科で助産師として働いており、今日も夜勤明けにも関わらず時間を作って来てくれました。


 彼女は昨夜の勤務で分娩係を担当し、朝までに出産にはならなかったけど、陣痛が始まって入院されている産婦さんの腰を一晩中さすり続けたとのことでした。

出産に立ち会う予定のご主人も協力して腰をさすってくれて、産婦さんは勿論のこと、介助する助産師の彼女も心強かったとのことでした。

最近ようやく、色々なチェックをした上で、出産時のご主人の立ち会いが再開したとのことです。この数カ月は新型コロナの感染予防策として、出産時の家族の立ち合いや出産前後の面会制限があり、最近は以前より少し緩和されたとのことですが、彼女が勤務する病院でもまだ一部制限は続いているようです。


 ご主人やご家族と、赤ちゃんが産まれる瞬間を共にしたり、生まれたての赤ちゃんと過ごす貴重な時間を持つことが思うようにならない状況は、これから妊娠、出産をご予定の方にとって不安に思われていることの一つと思われます。

 しかし、まだ制限はある中ですが、安全を確保しながら、少しでも妊産婦さんやご家族のご希望を実現できるように、助産師はそばにいて支えてくれていると思います。

昨夜の彼女も、産婦さんとご主人のそばで見守り続けたと思います。


 助産師は英語で"Midwife (ミッドワイフ)"といい、「mid」は「with」と同じ意味で、「wife」は女性をあらわし、「女性とともに」という意味になります。

助産師は妊娠や出産だけでなく、生涯を通しての女性の健康や育児支援、ご家族の支援のために奮闘し、寄り添う存在だと思います。わたしもそうでありたいと思っています。

 妊活中の方だけでなく、どのライフステージの方おいても様々な不安や悩みがあると思いますが、どんな状況でも助産師は女性とご家族のそばでお力になれることをお伝えしたいと思い、今日は書きました。




 写真の唐辛子は、昨日頂いたものです。

きれいな紅葉カラーですね。

辛いのか、辛くないのか・・食べる瞬間、激アツですね。


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